1か月以上のご無沙汰でございます m(_ _)m

期末はあまり関係がないのですが、ここんとこバタバタしておりまして(某イベントに参加された方、ありがとうございましたm(_ _)m )こっちを更新する暇というか、なんというか、時間がございませんでして……。誠に申し訳ないです。

と、いうわけで、今期中に終わる事を祈りつつ、その1でございます。

SC2012 VMMの追加機能で『記憶域管理』というものがあります。VMMからHyper-Vホストの記憶域(ストレージ)を管理できるというお得機能ですね。

具体的には ↓ (SC2012 VMM SP1の画面ですが)

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FCやらiSCSIのストレージが接続されているHyper-Vホストで、接続されているDiskの空きが足りなくなった! 追加でDiskを足さないと……、となった時に、普通はストレージの管理コンソールから論理Diskを作って、Hyper-Vホスト向けに公開設定して、Hyper-Vホストから接続する……、という手順を踏まなければならないのですが、この機能を利用するとあら不思議。VMMからDiskが追加できて、Hyper-Vホストに簡単接続できる、という優れものの機能です。

こんな便利な機能を実現してくれるのが『SMI-S(Storage Management Initiative – Specification)』というストレージの標準規格です。この規格にのっとって設計されたストレージであれば、共通コマンドを使うことにより専用の管理インターフェースを使うことなくストレージの管理ができる、つまりストレージの管理ツールを使わなくても、SC2012 VMMのようなストレージとは無関係とも思えるツールから、ストレージの管理ができる、というわけです。

最大の欠点は、お決まりのセリフ。

「でも、お高いんでしょう?」

このへん(technet.microsoft.com)を参照すると、対応ストレージとして出てくるのが、エンタープライズ級のお高いストレージばかり。とてもじゃないですが、おうちLabなんかで使えそうなシロモノではございません。いや、まぁ、NetAppとかお持ちの一般家庭があるというのは聞いたことはありますけどもね……。

で、SC2012 VMM 『SP1』になって、素敵なプレゼントがISOイメージの中に入っていました。

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『iSCSI Target Server SMI-S provider』、こいつをWindows Server 2012のiSCSI Targetを導入したサーバーにインストールすると、あら不思議。SMI-S対応のストレージに早変わり。これでおうちLabでもお気軽に記憶域管理の検証ができるね!

このProviderの詳しいことはこの辺(technet.microsoft.com)をご参照のほど。

……『このコンテンツは設定された言語で表示できません。英語版のページが表示されます。』とな?

まぁ、とりあえず、Windows Server 2012にiSCSIターゲットサーバーを導入して、↓のように導入済みの状態で、れっつインストール。

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iSCSITargetSMISProvider.msiを実行すると、インストーラーが起動します。ものの見事に英語ですな。

注意事項として、iSCSIターゲットサーバーの役割サービスを導入してから実行しろと書かれています。インストール済みなので『Next』をクリックします。

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License Agreementが表示されますので、acceptにチェックを入れて『Next』。

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最終確認が表示されるので『Install』をクリック。

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  で、インストールが開始されるわけですが……。

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あれれ?

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というエラーが表示され、インストールが中断されてしまいました。

内容的にはWindows Firewallのルールの有効化/無効化ができませんでした……、的な感じです。

WindowsFirewallを切ってみたり、いろいろやってみたものの、解消されず。

お知り合い筋の情報やこのへん(social.technet.microsoft.com)の情報から、英語版のWindows Server 2012を使わないとダメっぽい、という結論に至りました。

では、英語版のWindows Server 2012を……、というのが筋なのですが、若干悪あがきをばw

はい、おなじみの注意事項。

以下の手法は推奨された手順ではございません。

何が起こっても責任は負いかねますので、Own Riskでお願いします。

はい、ちゃんと書きましたよ。読みましたね?

では、悪あがき手法を。

まず、言語パックを導入します。コントロールパネル→言語ですね。で、『言語の追加』をクリックします。

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で、『英語』を選択してさらに『英語(米国)』を選択して『追加』をクリック。

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元の画面に戻ったら、『English(United States)』を選択して『オプション』をクリック。

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『言語パックをダウンロードしてインストールします』をクリック。

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インストールが完了するのを待ちます。

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で、インストールが完了したら『閉じる』をクリック。

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言語のパネルに戻ったら、『English(United States)』を選択して『上へ』をクリック。

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次回サインインした際に英語に変更されるとの事なのですが、ここでは念のため再起動を実施します。

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再起動後、これで「英語環境だー」とインストールしてみても、やはりエラーで落ちます(フォーラムにも書いてありましたね)。

ここからが悪あがき。

ちょっと考えてみると、サインイン画面(いわゆるようこそ画面)が日本語です。この辺も変えてやればなんとかなるのではないか、と、そのあたりの言語設定も変更してみます。

コントロールパネル→Region(地域)を開き、『Administrative(管理)』タブを開いて、『Copy settings…』をクリック。

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最初は↓のように『Welcome Screen』や『New User accounts』のlanguageが日本語になっていますが、

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『Welcome screen and system accounts』と『New user accounts』の項目にチェックを入れる事により、language設定が英語に変わります。

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再起動を求められるので、再起動します。

んで、再起動完了後、再度Providerのインストールを実施してみます。

今度は↓のような感じで正常にインストールできました(コンピュータ名をご確認くだされ。上の方の画面ショットのコンピューター名と同じであることがお分かりいただけるかと)。

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勝手な推測ですが、Region設定の中の『Welcome screen and system accounts』のlanguageが英語になったおかげで、インストーラーがFirewall設定を正常に実施できたのではないかと思っています(切り分けはやっていないいので、あくまで推測です)。

この後、言語設定を全部日本語に戻しても、

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↑の通り、Providerはインストールされていますね。

とりあえずはインストールできましたが、よい子のみんなは英語版のWindowsで!

次回はSC2012 VMM SP1への設定を行ってみたいと思います。