一発目のネタとしては、かなりニッチなネタなのですが^^;

現在絶賛ベータテスト中なSCVMM2012ですが、管理対象HypervisorとしてXenServerが加わりました。

ちょっと調べてみたのですが、このネタを扱っている日本語の記事がなかったもので、それなら、という事で自分のメモ代わりに記事にしてみました。

SCVMM2012からXenServerを管理する為に必要な手順としては、以下のCitrix社のBlogにほぼほぼ書いてありますので、この記事自体が意味があるのか判りませんが(ニガワラ)

http://blogs.citrix.com/2011/06/16/managing-xenserver-with-system-center-virtual-machine-manager-scvmm-2012/

自動翻訳で日本語にもなるのですね。便利。

で、実際にXenServer 5.6 SP2をSCVMM2012の管理対象に加えてみたいと思います(SCVMM Integration Suite Supplemental Pack はダウンロード/CD-R焼き済みとします)。

1)XenServerでの作業:CD-Rマウント

/dev/cdromを適当なところ(/mnt/cdromとか)にマウント(/mntの下には何もないので、マウントポイントをmkdirで作る事)。

2)XenServerでの作業:コンポーネントインストール

CD-ROMの./xs#xenserver-integration-suite配下のinstall.shを実行して、コンポーネントをインストールします。

実行コマンド、実行結果等は↑のスクリーンショットにてご確認ください。

3)XenServerでの作業:CD-Rアンマウント

作ったマウントポイントなどを消します(またCDを使うときもあるかもしないので、消しませんでしたが)。

4)SCVMM2012での作業:RunAsアカウントの作成

まず最初に、SCVMM2012でXenServerの管理者アカウント(root)を使えるようにRunAsアカウントを作成します。

Settingワークスペースでリボンの『Create Run As Account』をクリックします。

『Create Run As Account Wizard』が実行されますので、必要な情報を(rootユーザー名とPassword)入力します。

Run As ProFileは調べていないので、空欄で(ヲイ)。

そして完了。

5)SCVMM2012での作業:名前解決の確認

追加するXenServerの名前解決ができるか、nslookupやpingなどで確認します。名前解決ができないと、管理対象として追加できないなどの問題が発生します。

6)SCVMM2012での作業:XenServerの追加

ようやく管理対象としてXenServerを追加する作業です(長かった)。

Fablicワークスペースでリボンの『Add Resources』をクリックし、『Citrix XenServer Hosts and Clusters』をクリックします。

『Add Resource Wizard』が実行されますので、コンピューター名と先ほど作ったRunAs account、Locationを入力し、『Add』をクリックします。

ちなみに、RunAs accountのBrowseボタンをクリックすると、↓のようなウィンドウが開くので、作成済みRunAs Accountを選択します。

『Add』ボタンをクリックすると、一覧に追加XenServerが表示されますので、『Next』をクリックします。

サマリーが表示されるので、『Finish』をクリックします。

XenServer追加ジョブが実行されますので、終了までお待ちください。

追加ジョブが完了すると、↓のようにXenServerのステータスが表示されます。これで追加作業は完了となります。

【番外】追加ジョブでのエラー

追加ジョブを実行すると、↓のようなエラーが発生する場合があります(実際、検証中に発生しました)。

このエラーが発生した場合、SCVMM2012 Server上のコマンドプロンプトにて、以下のコマンドを実行してください。

winrm enum http://schemas.citrix.com/wbem/wscim/1/cim-schema/2/Xen_HostComputerSystem -r:https://(XenServerコンピュータ名):5989 -encoding:utf-8 -a:basic -u:”root” -p:”(rootパスワード)” -skipcacheck -skipcncheck

まず、上記コマンドが正常に完了するかを確認してください。コマンドが正常に完了しない場合、winrmにて対象XenServerと通信ができていない事が考えられます。名前解決などを確認してください。

また、コマンドが正常に完了する場合、出力結果の『ElementName』を確認してください。

このElementNameと追加ジョブで指定したコンピューター名が同一でないと追加ジョブは失敗しますので、注意してください(追加前にこのElementNameを確認した方がいいかもしれませんね)。

これでXenServerがSCVMM2012の管理下に入りました。次回はXenServer上での仮想マシンの作成など、検証してみたいと思います。